結婚するということ。
もうすぐ一年目の結婚記念日を迎えようとしています。
新婚なんですよ、実は。
世間的には新婚期間というのは一年くらいでしょうか?
2年目以降、夫婦仲が良好だと伝える為の言葉は何が適切なんでしょ。
ラブラブだとちょっと、チープというか…生々しさを感じるし。(私だけでしょうか)
私には結構早くに嫁いでいった5歳上の姉がいるのですが、その旦那さんが一回り年上の方なんです。
姉の結婚が決まった頃の私はピチピチの10代で、正直なところ17歳上の男性に対面した時は「おじさんやーおじさんがきたでー」と引き気味に。
さすがに言ってはいけないなと思って心の中にしまっておきましたが…。
突然17歳上の人が義兄になる。
その人のことを『おにいさん』と呼び、さらにその人の両親(私の祖父母と同年代)を『おとうさん、おかあさん』と呼ぶ。
なってしまったものはしょうがないと。居心地の悪さを感じながら、呼ぶ。
その時に私は私の中での結婚というものを解釈しました。
それまでは恋愛の延長線の先に漠然とあるものだと思っていたのですが、そんな簡単なものではないのだと。
恋愛では自分と相手だけの世界が、結婚となると自分の家族と相手の家族もその世界へ強制参加になるんだなと。
そうなるなら、出来るだけその世界は平和であって欲しいと思いました。
旦那と出会って、結婚を意識した瞬間からお互いの家族が違和感なく交われるように行動をし続けました。
結果、今すごく平和です。
私の過去の努力の賜物!!
というわけでは全然なくて!!
もうほんと、全然なくてですね。
溺愛してきた息子を奪った私を敵視するわけでなく、息子と同等に可愛がってくれる義両親の優しさであったり。
人見知りでシャイな私の両親が、家族を集めて会える機会を度々作ってくれる気づかいだったり。
若かった頃の私が「おにいさん」と呼んでいたように、お互いの家族が違和感を無くそうと家族になろうと頑張ってくれているからなんだな、とふとさっき思いました。(あとお互いの家族の人柄)
一年過ぎる前に気づけて良かった。
(今朝まで自分の努力の成果だな、なんて思ってました)
私にとって結婚するということは、大切な人が増えることでした。
旦那も旦那の家族も大切にしていきます。
もちろん自分の家族も。
ちなみに年の離れた義兄は10年の歳月を経て何の違和感もなく「おにいさん」と呼べるようになりました。家族です。